高校野球のエース連投に議論

センバツ高校野球にて決勝まで勝ち進み、
惜しくも敗れた済美高校の投手起用について議論が沸きあがっている。
済美高校のエース安楽投手は決勝戦までの四試合をすべて完投し、
今大会での玉数は663球に達していた。
決勝戦では疲労から普段の投球ができず、
浦和学院に17―1の大差で敗れた。

これについて米国式の「肩は消耗品だ」という考え方や、
「ケガで将来の投手生命が危ぶまれる危険性がある」などとメディアで議論された。
改善策としては玉数制限を取り入れる方法や、
複数の投手を起用しなければならないルール作りなどが挙げられた。

しかし今回の済美高校をとってみても、
エース安楽投手と2番手投手の実力差は歴然としており、
相手に勝つためにはチームで最も良い投手を投げさせるのは当然。
それが決勝戦ならなおさらだ。
もちろんケガのリスクはあるかも知れないが、
それほど高校球児にとって甲子園大会は特別なものなのだ。
選手の安全管理を優先するならば、
タイトすぎる大会日程を改善するのがベストではないか。